「ライトの建築・思想の研究」谷川正己氏の功績を未来につなぐ


このシンポジウムは、近代建築の3巨匠として知られるフランク・ロイド・ライト生誕150年記念祝典の一環として行われるもので、日本では、東京、名古屋に続いて、この大阪工業大学梅田キャンパスでのシンポジウムと懇親会がクロージングイベントとして開催されます。この式典は、フランク・ロイド・ライト研究の第一人者として活躍した谷川正己先生をたたえて開催されるもので、谷川正己先生は、大阪工業大学建築学科の第1期生です。谷川先生は、長年のライト研究を評価され、1998年に日本建築学会賞、2014年には日本建築学会名誉会員に推挙されています。

シンポジウムでは、ライトウェイソサエティー・日本の堀静夫代表による「谷川正己氏の啓蒙・啓発活動」と題しキープレゼンテーションを行い、それを元に谷川先生と交流のあった建築学科の寺地洋之教授と対談を行います。続いて、「フランク・ロイド・ライト建築の魅力」と題して水上優先生(兵庫県立大学環境人間学科准教授)によるキープレゼンテーションを行い、それをふまえて、塚口眞佐子先生(元大阪樟蔭女子大学教授/「ライト仮面の生涯」翻訳者)と本田昌昭教授(大阪工業大学建築学科)を交えての対談を行います。最後に、日本初上映となるライトの「帝国ホテル」の全容を水上先生解説のもと上映いたします。

式典の詳細は添付資料をご覧ください。大阪工業大学卒業生は1,000円、学生は無料ですので、ふるってご参加ください。