峰岸隆前会長の著書「日本の回廊、西洋の回廊」が発刊


題目 峰岸隆前会長の著書「日本の回廊、西洋の回廊」が発刊されました。
内容 建築会前会長で建築学科元教授・峰岸隆先生のご著書「日本の回廊、西洋の回廊」(鹿島出版会)が発刊され書店で平積み販売されています。

これは、大阪工業大学在籍時に研究されたものを一般向けにまとめられたものです。

「日本の回廊」では寺院と神社、「西洋の回廊」では修道院とモスクを扱い、各宗教の思想・理念と回廊の造形について言及されています。

寺院の浄土系では死と生との回帰、神社では神の所在と回廊の造形など、新しい論説が展開されています。

修道院は主に中世を題材としており、回廊の写真とあわせて読むと楽しいかと思います。
モスクはニュース等で取り沙汰されているイスラムの宗教と回廊の造形にもふれています。
おそらく、この関連はいままでどの本も触れていない記述かと思われます。
興味のある方は書店で手にとってみてください。

著書 峰岸隆前会長の著書